quartz-research-note/content/分業.md

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date: 2024-04-05 11:16
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#notion
[[産業革命]]において以降の機械化、自動化は人の働き方を変えた。
片方では女子供も平等に働けるようになり、きつい肉体労働からも解放され、卓越した専門技能は段々と不要になってくる。
他方、悲観的には女も子供も労働に駆り出され、仕事の内容は画一化され、人間の機械化を招くとも言える。(ただ、一方では同時に極度の個人同士の専門化も招いている)
分業を進めると、個別の能力の優劣を量的に計算することができるようになる。これは、各工程での必要な人数(これはいわゆる[[工数]]の概念だな)が決まるので、行程ごとに異なる人数を雇用して割り振ることによる効率化が計れるようになる。
しかし、個別の能力が優劣で計算できるということは、個別の賃金の割り当てが可能になるということでもある。
## 楽観論
- [[アダム・スミス]]の国富論
- [[チャールズ・バベッジ]]の分業論
## 悲観論
- [[カール・マルクス]]の[[資本論 - カール・マルクス|資本論]]
## 中庸
- [[エミル・デュルケーム]]の社会分業論
- スペンサーはどっちだろうか?
[マルクス,スペンサー,デュルケームによる 社会的分業の分析 否定的結果編 小原一馬(1998)](https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/266457/1/eda44_372.pdf)
[スミス、マルクス、スぺンサー、デュルケームによる社会的分業の原因分析 ポジティヴ・フィードバックの発見 小原 一馬(1998)](https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshioroji/43/1/43_3/_article/-char/ja)