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date: 2026-03-18 20:08
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#writings
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母よ、全てについてのデモたちよ、
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これから行うのは、音楽プログラミング言語mimiumのデモンストレーションです。
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音楽のプログラミングは、スピーカーの振動の波形を計算で作り出すことによって行われます。
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スピーカーを1秒間に1000回震わせるように記述すれば、1000Hzの音が鳴ります。
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マイクロフォンからの入力を加えると、このように喋っている私の声を増幅することができます。
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デモンストレーションという言葉は、何かを示すこと、見せることという意味を持っています。技術的発展を証明するためのデモという使われ方もあれば、政府に対する抗議の意を示すデモという使われ方もあります。
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デモンストレーションとは、何を示す物でしょうか。
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1968年に、コンピューターサイエンスの研究者[[Douglas Engelbart|ダグラス・エンゲルバート]]は、今日のマウスやワードプロセッサーに通じるシステム、NLSのデモンストレーションを行いました。
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このデモンストレーションは、ジャーナリストのスティーブン・レビーによって、全てのデモの母「The Mother of All Demos」と形容されました。
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レビーがこの文章を書いたのは1994年です。The Mother of All,という言い回しは、1991年に始まった湾岸戦争の開戦時、イラクのサダム・フセインがこの戦争は全ての戦いの母になるだろう、「The Mother of All Battles」と繰り返したことに由来します。強気の宣言と裏腹に、わずか6週間で停戦に至った湾岸戦争におけるこの発言は、テレビを通じて繰り返し報じられ、The Mother of All Xという表現は、皮肉めいた最上級表現となったのです。
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エンゲルバートの研究は、ヴァネバー・ブッシュという研究者の、「私達が思考するように:As We May Think」という文章に影響を受けた物です。この文章は、原爆の開発を行うマンハッタン計画にも深く関わったブッシュが、戦後の軍事目的ではない科学研究の行先を示すものとして、広島と長崎に原爆が落とされる1ヶ月前に発表されました。
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若き日のエンゲルバートは、従軍中にフィリピンの小屋の中でこの文章を読み感銘を受け、人類が扱う問題が複雑になればなるほど、その解決のために必要になるのは人類の知能を強化すること-Human Augumentationであると考えるようになりました。
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そうした彼の考えは皮肉にも、戦争をメディアを通して冷めた目で見つめる人々のミームとも言える、The Mother of Allに回収されました。
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実際のところ、彼が戦争についてどう考えていたのかは分かりません。彼はデモの中で、何ができるかを見せることに終止しました。このデモはだからこそ分かりやすく、人々の心を動かし、歴史に残ることに成功しました。
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それは同時に、デモンストレーションから「何をするべきか」「なぜするべきか」を排除したということでもあります。
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湾岸戦争は6週間で終結しましたが、停戦しただけで終戦には至りませんでした。その後イラク戦争が起き、今日のイラン戦争に至るまで、中東での国際戦争は続いています。
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人間の知能は増強されました。今や、人工知能は標的を監視するために
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