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@ -0,0 +1,6 @@
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date: 2024-04-22 02:04
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#book #stub
[[伊藤亜紗]]

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@ -94,6 +94,7 @@ date: 2024-04-04 16:35
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- さらに討論会前後で読み返して思ったこと。いくつかは討論会でも直接話した。
- 音楽取調掛の[[伊澤修二]]が[[アレクサンダー・グラハム・ベル]]の開発した視話法を、自身の英語の発音および他多く(曰く五千人以上)の吃音の矯正に用いた部分(p94)は知らなかった。近藤雄生「吃音」あたりに書いてあるのかな?
- [[どもる体 - 伊藤亜紗]]の序章に伊澤の吃音治療について言及あるな
- この、電話やフォグラフの発明の裏に音楽聴覚という図式を作り出したオーディズム・エイブリズムの思想が関わっている話と、伊澤が日本の音楽は西洋の音楽で表すことができる、吃音は「治す」ことができると考えていたつながりはすごく大事な部分。植民地主義と障害の医療モデルのつながりと言ってもいい。グラモフォンの解説のページp 187まできちんと文脈を繋げて話せそうな部分。
- 「なぜXXXが入ってないのか」はキリがないので意味がないことだとは思うが、平成以降で海外から見た日本のパブリック・イメージを戦略的に利用したアーティストといえば、椎名林檎東京事変と星野源は避けて通れないのでは、と思ったので入ってないのは不思議だった。
- 直接聞いたら「言われてみると確かに何で入れなかったんだろう、もしかするとこの本での結論としてのJPOP観と合わなくて入れなかったのかも」的なお答え