--- date: 2025-04-11 17:34 --- #semiconductor #dssc ## 陰極(酸化チタン) 酸化チタンペーストを作る。 教科書では - tio2 3g - 純水 7g - PEG 1g 今村さんいわく、最初はサラサラだが30分混ぜ続けるとペースト状になってくるらしい ## 材料 - 酸化チタンパウダー [Amazon | 吉祥 日本画用絵具 粉末絵具 チタン白 500g | 絵具 通販](https://www.amazon.co.jp/%E5%90%89%E7%A5%A5-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%94%BB%E7%94%A8%E7%B5%B5%E5%85%B7-%E7%B2%89%E6%9C%AB%E7%B5%B5%E5%85%B7-%E3%83%81%E3%82%BF%E3%83%B3%E7%99%BD-500g/dp/B001MS8420?th=1) 5g - 純水(モノタロウ) 10.1g - AcAc(氷酢酸) 0.2g - PEG200 [ポリエチレングリコール 200(研究実験用) 1本(500g) 林純薬工業 【通販モノタロウ】](https://www.monotaro.com/p/3141/9833/) 1.5g 合計5/16.6  なので30.1204819 Wt% 濃度は合ってる が、1時間半やっても全然クリーム状にならず。その後放置したのを見てみたら普通に沈殿していた 結局、 - tio2 3g - AcAc 0.5g - PEG 1g でまずネチネチの状態でしばらく練り、水 0.35gを加えて緩めた。 これぐらいでちょうどよかった(これでも比較的緩い) ちゃんとナノサイズのパウダーを使うと水と混ぜるだけでも十分いいペースト状になるらしいとのことで、画材のチタン白の粒度が荒いのだろうか? 最終的な[[簡易的な粘度測定|粘度を定量化]]するのがよいのかもしれない。 とりあえずこれをガラスアプリケーターで塗る。 ITOガラスはIPAで軽く拭き取り、メンディングテープで枠を作って塗布したら1回で奇麗に塗れた。 ホットプレート120℃で20分ぐらい加熱。 プログラム電気炉で、20℃/min上昇、500℃で一時間、そのまま常温になるまで放置(一晩) ### 染色 バタフライピーで染色。したものの全然染まらず! [[色素増感太陽電池実験2]]