--- title: 論文の管理 tags: - research date: "2023-08-10T18:40:08+0900" --- [[Zotero]]を使う。PDFはNAS上のWebDAVサーバーにおいておく(VPN繋いで同期する) ## [[Obsidian]]と[[Zotero]]を連携している例 [00 About the Project - Doing History with Zotero and Obsidian - Obsidian Publish](https://publish.obsidian.md/history-notes/00+About+the+Project) [An Updated Academic Workflow: Zotero & Obsidian | by Alexandra Phelan | Medium](https://medium.com/@alexandraphelan/an-updated-academic-workflow-zotero-obsidian-cffef080addd) ←最近はこっち採用してる ## 共通の下準備 - [[Obsidian]]のプラグインにZotero Integrationをインストール - [[Zotero]]のプラグインにBetter Bibtexをインストール - テンプレートファイルを作る。ここでは[[templates/zotero_template|zotero_template]](Webからは見えない) - Zotero Integrationの設定でインポート方法に名前をつけてやる。今は`Import from Zotero`とかにしている。 これがコマンドパレットから見えるようになる - 作られるファイル名が標準だと`{{citekey}}.md`になってる。ここは好みだけど自分は`{{title}}.md`にしてる ## やり方1:Zoteroから情報を取得して、記事ごとにノートを作る #### 呼び出し - コマンドパレットで`Import from Zotero`を呼び出す。 - Zotero側でBetter Bibtexが立ち上がるので、読み込みたい論文を検索して追加する。 - **ここで、WebDAVのサーバー上にあって手元にPDFがない場合エラーになることがある(OCRかけてるせいかも)。一度PDFを開いて閉じると解決する** - タイトル名でメタデータを元にしたMarkdownが作成される。 ## やり方2:文献情報はZoteroで管理、引用でpandoc citekeyを使う [An Updated Academic Workflow: Zotero & Obsidian | by Alexandra Phelan | Medium](https://medium.com/@alexandraphelan/an-updated-academic-workflow-zotero-obsidian-cffef080addd) ここで解説されてるやり方に近い。 - あらかじめ[[Pandoc]]をインストールする - Macなら[[Homebrew]]で入れれば良い、↓のプラグインの設定からも入れられるが - Obsidianにobsidian-pandoc-reference-listをインストール - [GitHub - mgmeyers/obsidian-pandoc-reference-list: Display a formatted reference in Obsidian's sidebar for each pandoc citekey in the active document.](https://github.com/mgmeyers/obsidian-pandoc-reference-list) - インストールしたら初めにコマンドパレットでPandoc Reference List:Show Reference Listを押さないとサイドバーにメニューが出てこないので注意 - 設定でZoteroの文献データベースを使うオプションにチェックを入れる。 - ここではBetter Bibtexプラグインが入ってることが前提 - 引用スタイルはChicago 17th author-dateとかを適当に選ぶ - `[@Citekey]`で引用できる。引用はプレビューモードにすると勝手に切り替わる ### やり方2のメリット・デメリット - ノート中の参考文献一覧がサイドバーに出てきて見やすい - pandoc-citeprocがインストールされてれば、最終的にほぼ丸ごとLaTeXに変換できる - [[Quartz]]でWebに上げた時にcitekeyがまんま見えるだけで処理されない - この辺はQuartzの機能が追加されても厳しいだろうしな - Zotero Integration側の設定で作られるファイル名を`{{citekey}}.md`にして、全部インポートしておけば引用するときは`[[@Citekey]]`にすることでWebに上がってても連動することになる。 - ただこれだとせっかくWikilinkにしてる旨みがなくない? 今の所、論文にするぞーってつもりで書いている記事ではやり方2を採用する方向になりそう。