diff --git a/content/Diminished Faculties - Jonathan Sterne.md b/content/Diminished Faculties - Jonathan Sterne.md index 4267caf2..402fb2cf 100644 --- a/content/Diminished Faculties - Jonathan Sterne.md +++ b/content/Diminished Faculties - Jonathan Sterne.md @@ -126,11 +126,18 @@ Audile Scarification:Scarificationは傷をつけて体に模様を刻んだ - ロックミュージシャンで初めて難聴を公にしたのがピート・タウンゼント 4章通してのちょっとした感想 -- ミュージシャン用耳栓などで過度に難聴をスティグマタイズするのはよくない、それはわかる -- 老化でどうせ我々は難聴にやがてなるし、人間はそれぞれ生まれた時から聴力の特性が異なる +- この本の中で唯一スターンが当事者でないトピックを扱っている + - なので、耳栓のメディア史とか、テクノロジーの掘り下げ方とかはこの章が一番これまでの著作のスタイルに近い +- 主に「聴者の聴力の低下」を扱っておりろう文化についてあまり触れられていないのが気になる +- ミュージシャン用耳栓などの販促で過度に難聴をスティグマタイズするのはよくない、それはわかる + - 老化でどうせ我々は難聴にやがてなるし、人間はそれぞれ生まれた時から聴力の特性が異なる - しかしこの議論の仕方、(特に老化において)聴者センタードな世界で過ごしてきた人が後天的に聴力を失う(失っていく)場合と先天的なろう/難聴がスタートな人を同一視する方向にすっ飛ばんかねこれ + - 手話文化の文化言語モデルとかはあんま考慮されてなかったように感じた - 老化で難聴になった人が生活しづらくなったことを本人のオーディズムとして責めるのは流石に過酷 - ろう者にとってインクルーシブな社会を作ることが結果的に老いてきた人にも優しい社会になりますよね、っていう方向では終われないんだろうか(スロープとかの話と同じで) +- 耳栓のメディア史は補聴器のメディア史とセットになってこそ効力があるのではないか +- あと、聴力低下防止以外での目的での耳栓の使われ方の文化史はまだ書き方がありそう + - ## 5章 diff --git a/content/健康.md b/content/健康.md new file mode 100644 index 00000000..43bd6f88 --- /dev/null +++ b/content/健康.md @@ -0,0 +1,11 @@ +#health + +- ソフトな身体改造としての健康 +- 「標準」体重のいぶかしさ + - 別に痩せていることで直接的に病気になったり怪我をしたことは今の所ない + - が、体の調子が良かった!と思える時期はあんまりない + - 実家にいた頃の多くはアトピーとアレルギー性鼻炎がつきまとっていたのもあるが + - なんか標準的な体型に近づけばもうちょっと健康になれるのではないかという幻想がある +- ライフログ的な発想があんまり健康にコントリビュートしてない(ポケモンスリープ、あすけんなど) +- 概日リズムがどう考えても夜型になる + - 鶏と卵な感じもするが、社会人生活始めても治る気配あんまりないし \ No newline at end of file