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松浦 知也 Matsuura Tomoya 2024-11-05 12:32:28 +09:00
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commit 9cb724754f
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@ -1,8 +0,0 @@
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date: 2024-03-29 18:24
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#daw #scrap
[DAW, Music Production, and Colonialism, a Bibliography Mae Mai](https://silpayamanant.wordpress.com/bibliography/daw-colonialism/)

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@ -7,8 +7,10 @@ https://kronoslang.io/
[[Veneer]]というWeb向けビジュアルエディタがある
[[System-FΩ]]という高階ラムダ計算をベースにしているため、めちゃくちゃメタプログラミング能力が高い。
[[System-Fω]]という高階ラムダ計算をベースにしているため、めちゃくちゃメタプログラミング能力が高い。
System Fωは型レベルでのλ抽象が可能になっており、信号処理のグラフ生成が型レベルでの計算に相当する。グラフのフィードバック接続が型レベルでの再帰関数に相当する。
例えば[[Faust]]では項書き換え系マクロとして実施されていたプロセッサ自体のメタ出力も一つの言語体系で書ける
[[Faust]]では項書き換え系マクロとして実施されていたプロセッサ自体のメタ出力も一つの言語体系で書ける
Meta-Sequencerという機能で[[継時再帰]]が抽象化されてる
Meta-Sequencerという後の拡張で部分的コード変更と[[継時再帰]]を組み合わせることで、純粋関数型な世界を壊さないまま時間に伴うイベント発火の記述を可能にしている。

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@ -1,4 +1,15 @@
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date: "2024-02-06T02:00:06+0900"
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#programming-language #sound #software #stub
#programming-language #sound #software
[[Sam Aaron]]が中心に開発している[[ライブコーディング]]を想定した音楽プログラミング環境。
[Sonic Pi - The Live Coding Music Synth for Everyone](https://sonic-pi.net/)
言語のフロントエンドは[[Ruby]]、オーディオ合成エンジンは[[SuperCollider]]、イベントスケジューリングには[[Erlang]]のバックエンドになっている[[BEAM VM]]を使ってる。
最近新バージョン(というか別プロジェクト)で[[Luerl]]というErlang上で実装された[[Lua]]と、独自のDSLであるTau5Langというのをサポート予定らしい。
[GitHub - samaaron/tau5: Code. Music. Live.](https://github.com/samaaron/tau5)

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@ -1,4 +1,14 @@
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date: "2024-02-06T02:00:06+0900"
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#programming-language #software #tools #stub
#programming-language #software #tools
James McCartneyが開発、その後OSS化された音楽プログラミング言語。
[index | SuperCollider](https://supercollider.github.io/)
もともとMax上で動くPyriteというスクリプティング言語と、Synth-O-Maticというソフトウェアシンセサイザーがあって、それを合体させる形で作られた。
Smalltalkベースのシンタックスを持つオブジェクト指向言語で、演算子の優先順位がなく全てが左結合だったりと文法が独特。バージョン3からは言語インタプリタ部分(sclang)とシンセサイザー部分(scsynth)が別プロセスとして動いており、[[OSC]]フォーマットで通信して動いている。[[TidalCycles]]や[[Sonic Pi]]、[[FoxDot]]や[[Overtone]]などは、音声合成エンジンとしてscsynthを利用している。
言語はコンカレントGCが走っていたりとかなり複雑な内部実装。実装している中の人にBoostの開発者の中の人が混ざってたりするのでめっちゃ高度なことをやっている。その分Webに移植とかは今後もハードルが高そう。

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@ -1,4 +1,20 @@
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date: "2024-02-06T02:00:06+0900"
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#programming-language #software #stub
#programming-language #software #sound
[Live code with Tidal Cycles | Tidal Cycles](https://tidalcycles.org/)
[[Alex Mclean]]が開発している[[ライブコーディング]]環境。
[[Haskell]]上で実装されており、パターンを関数で複雑に合成してリズムパターンやメロディを作り出すという独特のセマンティクスを持つ。パターン合成ライブラリ自体はグラフィックや織り物など音楽以外にも活用できる。実装としては、大体の関数合成などはHaskellの標準オペレーターや演算子オーバーロードを使ったDSL as Library的実装だが、部分的に[[mini notation]]と呼ばれる文字列をパースして解釈している、ハイブリッドな作りの言語。
構造的には、[[SuperCollider]]のクライアントとして動いている。SuperDirtというSC上で動くサンプラーを用いて音を鳴らす。
Web上に移植されたものとして、[[Estuary]]というリアルタイムネットワーク上コラボレーションを想定した環境がある。minitidalというサブセットが動かせる。実装としては、HaskellをJSにトランスパイルし、音声合成は[[WebAudio]]で実行しているっぽい。
[Multi-User Tidal | Tidal Cycles](https://tidalcycles.org/docs/configuration/multiuser-tidal/)
また、シンタックスが部分的に変わることを許容した上で、[[JavaScript]]で再実装された[[Strudel]]という環境もある。こちらも音声合成はWebAudioベース。
[Strudel REPL](https://strudel.cc/)

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@ -28,6 +28,8 @@ https://matsuuratomoya.com
### タイトルのある書き物
主要な論文とかは<https://matsuuratomoya.com/research>を参照
[[複製するメディアではなく、“刷られた装置”としてのコンピューター ─ 芸術とデザインの視点からのDIY半導体]]
[[ないこともない-デミというラベルの存在する意味]]

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@ -0,0 +1,6 @@
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date: 2024-11-05 12:00
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#book #stub

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@ -29,7 +29,7 @@ date: "2024-02-06T01:46:14+0900"
- これまでの音楽プログラミング言語も同様に強いコンピュータ音楽を作るための物だったと言えよう。
- faust/soul/vultとかは例外として。
- [[Sonic Pi]]とか[[TidalCycles]]とかはある意味弱いコンピュータ音楽を目指しているかもしれない。
- これは録音音楽作品の存在論の問題になってくる。sonic piやtidalは楽器を目指しているだろうし、mimiumは楽譜を目指している。
- これは録音音楽作品の存在論の問題になってくる。sonic piやtidalは楽器を目指しているだろうし、[[mimium]]は楽譜を目指している。
- 「強い」の限界
- 2chPCMはほぼなんでもできてしまう問題(WaveNet含め)
- 手法はともかく、「どう聞こえるか」の問題

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@ -3,10 +3,25 @@ date: 2024-11-05 11:40
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#memo #game #movie #anime #drama
あらゆるネタバレがある可能性があるので、注意してご覧ください
あらゆるネタバレがある可能性があるので、注意してご覧ください。
書いてて思ったけど、いい話だったな〜と思うやつはSNSとかに書いちゃって、モヤモヤしたけど吐き出しづれえなというのをこういう場所に書き溜めてしまうので、全体的にネガティブな感想が多いかも・・・。
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## デトロイト・ビカム・ヒューマン
マーカスたちアンドロイドが人権w
マーカスたちアンドロイドが人権を求めて平和的なデモを行うと、辿りつく選択が「アンドロイド同士が死の間際キスをするのを大統領が目撃して攻撃停止命令を出す」で、それをしなければ「身体を燃やして死んでいく」、というのは、このゲームが明らかに公民権運動に重ねていながら、それを[[性愛規範性|性愛中心主義]]と暗黙的に繋げていて、ACEやクィアな生き方のことを考えるとちょっとげんなりせざるを得なかったカーラ達の話はChosen Family的な読み方もできるだけに、なおのこと
ヒューマイドが人間と同じように「成る」ことを理想とすべきか否かは、鉄腕アトムからあらゆるロボット物の共通のテーマではあるにせよ、DBHの一番の特徴である選択肢が膨大に分岐していくゲーム性に反して、多様な選択肢を見るほどにこのゲームの中でのアンドロイドが目指す理想の姿は「人間のようになって、人間に置き換わる」か「人間のようになって、人間と共存する」のどちらかに固定されていって、「人間とは異なる価値観を持つけど、共存していく」という方向には行かないのだと思わせる。そういうストーリテリングは、いいか悪いかは置いといて残酷だなとは思う。
まあ、この感想は初回エンドがマーカス炎上自害、コナーも自害、カーラたちは収容所行きで離れ離れに全員死亡というほぼ考え得る最悪を引いたバイアスがかかってるのもあると思いますが…。
全ルート見たわけじゃないのでなんとも言えませんけどね。(2024/11/05)
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## 地面師たち
処理に困ったキャラを殺して片付けられる話は楽でいいなって思った。(2024/9月ぐらい)

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@ -45,6 +45,8 @@ date: "2024-02-05T12:49:01+0900"
[[vTuberの哲学 - 山野弘樹]]
[[しゃべれない生き方とは何か - 天畠大輔]]
### 読みたいものリスト
[[サイボーグになる - キム・ウォニョン、キム・チョヨプ]]

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@ -0,0 +1,14 @@
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date: 2024-03-29 18:24
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#daw #scrap
[[Mae Mai]]
[DAW, Music Production, and Colonialism, a Bibliography Mae Mai](https://silpayamanant.wordpress.com/bibliography/daw-colonialism/)
[Decolonizing Electronic Music Starts With Its Software - Tom Faber| Pitchfork](https://pitchfork.com/thepitch/decolonizing-electronic-music-starts-with-its-software/)
[[imdkm]]さん
[音楽制作のテクロジーと「脱植民地化」第4回全4回 実践からみる「脱植民地化」のアクチュアリティ - imdkm](https://www.ameet.jp/digital-imaging/5682/)