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789a9ccb7b
10
content/炭酸亜鉛.md
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10
content/炭酸亜鉛.md
Normal file
@ -0,0 +1,10 @@
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#semiconductor
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##### Bioinspired macromolecular templates for crystallographic orientation control of ZnO thin films through zinc hydroxide carbonate
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https://www.nature.com/articles/s41428-022-00661-9
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http://kato.t.u-tokyo.ac.jp/res_bmn.html
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@ -5,10 +5,12 @@ tags:
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加熱で[[酸化亜鉛]]が作れる
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## 製法
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- 亜鉛or酸化亜鉛を塩酸(ハイターとか)で溶かして塩化亜鉛(水溶性)
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- Zn+2HCl → ZnCl2+H2
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- ZnO+2HCl → ZnCl2+H2O
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- 炭酸水素ナトリウム(重曹)と合わせて炭酸亜鉛を作る(不溶性)
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- 炭酸水素ナトリウム(重曹)と合わせて[[炭酸亜鉛]]を作る(不溶性)
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- ZnCl2+2NaHCO3 → 2NaCl + ZnCO3 + CO2 + H2O
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- 塩酸の残りはH2になって出ていく
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- フィルターして炭酸亜鉛を取り出し、純水で洗い、乾かす
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@ -60,13 +62,8 @@ pHも0貼りつきっぱなしになる~~
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ざっくり0.5gか
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[水蒸気雰囲気中での酢酸亜鉛の熱分解による酸化亜鉛の低温合成](https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscta1974/31/3/31_3_151/_article/-char/ja/)
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> 乾燥ガス雰囲気下における酢酸亜鉛無水和物の熱プロセスは, 180℃付 近からの昇華で開始し, 熱分解は250℃での融解と同時に開始する。SCTG条件下では, 試料の融解は観測されず, 180℃付近での昇華反応のみで完結する。 高濃度の水蒸気雰囲気下での熱プロセスは, 乾燥ガス雰囲気中での反応とは大きく異なり, 250℃以下で結晶性ZnOを容易に生成させることができる。ZnOの生成は, 水蒸気濃度の増加に伴って促進され低温域にシフトする。
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> 酢酸亜鉛 をMOCVDの 前駆体 として, 昇華特性 を 利用してZnOを基板上に成膜するには, 原料漕内の温度を190~230℃に設定する必要が有り, これを超えると分解が促進されてしまうことが分かる。
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[酸化亜鉛薄膜の製造方法](https://patents.google.com/patent/JP5288464B2/ja)
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<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/rKCTojXI5DA" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
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@ -99,18 +96,29 @@ http://www.sciencemadness.org/smwiki/index.php/Zinc_acetate
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→これ普通にtypoで硝酸亜鉛と間違えてるだけだったっぽい。硝酸亜鉛は有機溶媒溶けるけど酸化亜鉛は無理
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## 酢酸亜鉛の熱分解からの酸化亜鉛の製法
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##### [水蒸気雰囲気中での酢酸亜鉛の熱分解による酸化亜鉛の低温合成](https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscta1974/31/3/31_3_151/_article/-char/ja/)
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> 乾燥ガス雰囲気下における酢酸亜鉛無水和物の熱プロセスは, 180℃付 近からの昇華で開始し, 熱分解は250℃での融解と同時に開始する。SCTG条件下では, 試料の融解は観測されず, 180℃付近での昇華反応のみで完結する。 高濃度の水蒸気雰囲気下での熱プロセスは, 乾燥ガス雰囲気中での反応とは大きく異なり, 250℃以下で結晶性ZnOを容易に生成させることができる。ZnOの生成は, 水蒸気濃度の増加に伴って促進され低温域にシフトする。
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> 酢酸亜鉛 をMOCVDの 前駆体 として, 昇華特性 を 利用してZnOを基板上に成膜するには, 原料漕内の温度を190~230℃に設定する必要が有り, これを超えると分解が促進されてしまうことが分かる。
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##### [酸化亜鉛薄膜の製造方法](https://patents.google.com/patent/JP5288464B2/ja)
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##### Low temperature biosynthesis of crystalline zinc oxide nanoparticles from _Musa acuminata_ peel extract for visible-light degradation of methylene blue
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https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0030402620301133
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バナナの皮と酢酸亜鉛
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バナナの皮と酢酸亜鉛、、、
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##### Effect of zinc acetate concentration on the structural and optical properties of ZnO thin films deposited by Sol-Gel method
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https://academicjournals.org/journal/IJPS/article-full-text-pdf/F085D9418604.pdf
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やっぱものエタノールアミンとメトキシエタノールは必須なんかなあ
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やっぱモノエタノールアミンとメトキシエタノールは必須なんかなあ
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##### Fabrication of a solution-processed thin-film transistor using zinc oxide nanoparticles and zinc acetate
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@ -118,7 +126,7 @@ https://www.academia.edu/download/50711444/0040-6090_2895_2906893-720161204-1721
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> Zn(C2H3O2)22H2O (Sigma–Aldrich) or Zn(C2H3O2)2 (Aldrich) was dissolved in the mixture of IPA (Rockwood, isoclean), as a solvent, and MEA (Sigma–Aldrich), as both a complexing agent and a base, while stirring at 60 C for 1 h. The molar ratio of Zn to MEA was kept constant at 1.
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##### ディップコーティング法による酸化亜鉛薄膜の調製
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##### ディップコーティング法による酸化亜鉛薄膜の調製(1998)
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https://core.ac.uk/download/pdf/144187984.pdf
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@ -126,6 +134,42 @@ https://core.ac.uk/download/pdf/144187984.pdf
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> 最終的な亜鉛濃度が1.0mol/L
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> ディップコーティングした基板は,室温および110℃ でそれぞれ 5分間乾燥した後,酸素 もしくは窒素ガス気流中 (1L/min),400℃ に保った横型管状炉で10分間仮焼成した。1回のコーティングで得 られる薄膜の膜厚がきわめて薄いため,ディップコーティング ・乾燥 ・仮焼成の工程を10回繰り返した。その後,空気中,1000-1200℃ で 2時間焼成し,均一で徴密な酸化亜鉛薄膜を得た。
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> ディップコーティングした基板は,室温および110℃ でそれぞれ 5分間乾燥した後,酸素もしくは窒素ガス気流中 (1L/min),400℃ に保った横型管状炉で10分間仮焼成した。1回のコーティングで得 られる薄膜の膜厚がきわめて薄いため,ディップコーティング ・乾燥 ・仮焼成の工程を10回繰り返した。その後,空気中,1000-1200℃ で 2時間焼成し,均一で徴密な酸化亜鉛薄膜を得た。
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10回、、、、
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10回、、、、
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> ところでエタノールアミン類 は,アルコキシドの加水分解を利用 した薄膜調製において,アルコキシドの加水分解速度の制御や溶液の粘度調整に利用されている10)。成膜助剤として他にヒドロキシプロピルセルロースやポリビニールアルコール等が考えられるが,ここでは酢酸亜鉛の溶解性の促進7)や均一な酸化亜鉛薄膜調製の点からエタノールア ミン類 について検討した
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ポリビニールアルコールならいいな!
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> 亜鉛成分が基板に定着しないで飛散
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あーそういうのもあるのな
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> 後述するように酸化亜鉛の結晶化は200℃ で観察されるが,残留有機物をすべて除去するには450℃ の熱処理が必要であると推測される
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##### 塗布法によって堆積した ZnO 薄膜を用いた Cu / ガラス構造の密着性向上ならびにその形成条件の検討(2015)
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https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj/66/11/66_534/_pdf/-char/ja
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> また塗布法には,ゾルゲル法ならびに有機金属熱 分解法(MOD 法)を用いた。ゾルゲル法を用いた場合は, 99.0% の酢酸亜鉛二水和物(Zn(CH3COO)2・2H2O,関東化学 株式会社)を 99.5% のエタノール(関東化学株式会社)に溶解 させ,これをゾル溶液として用いた。なお,エタノール内の酢酸亜鉛二水和物の濃度は 0.02 mol/kg である。このゾル溶液内にガラス基板を 10 秒間浸漬し,約 0.5 mm/s の引き上げ速度で基板を引き抜いたのち,大気下で 400 ℃の温度で 30 分間の加熱を施した。この塗布と加熱の工程を 10 回繰り返 したことによって厚さが 350 nm の薄膜が堆積された。
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##### 透明導電膜の製作 兵庫県立神戸高等学校 自然科学研究会化學班
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http://www.hyogo-c.ed.jp/~sizenkagakubu/_src/sc1781/17kensobun_papers_chemistry.pdf
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高校生すごい
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##### ゾルゲル法による金属酸化物の製造方法(2015、東大の特許)
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http://www.ekouhou.net/%E3%82%BE%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%AB%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E9%87%91%E5%B1%9E%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%89%A9%E3%81%AE%E8%A3%BD%E9%80%A0%E6%96%B9%E6%B3%95/disp-A,2011-173746.html
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> 先ず図2のフローチャートにおけるステップS11に示すように、酢酸亜鉛(Zn(CH3CO2)2)のエタノール溶液を準備する。この酢酸亜鉛は、亜鉛の酢酸塩であり、正しくは酢酸亜鉛二水和物を例に挙げて説明をしているが、これ以外に亜鉛の硝酸塩、炭酸塩等に代替してもよい。また本発明ではこの亜鉛以外の金属であってもよく、金属塩であればいかなるものに代替してもよい。この酢酸亜鉛を溶解させるエタノール溶媒は、親水性有機溶媒を代表して用いたものであるが、他のアルコール溶液に代替させるようにしてもよい。なお、この酢酸亜鉛はエタノール溶媒に対して0.01〜0.05Mの濃度で溶解させることが望ましい。
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え、じゃあ炭酸亜鉛そのまんまエタノールとかIPAに突っ込むのでも実はいいのか?
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あー、これは薄膜じゃないから微妙か
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