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@@ -6,5 +6,11 @@ date: 2026-03-18 21:06
[[Human Augumentation]]研究の先駆けの一人。 [[Human Augumentation]]研究の先駆けの一人。
[[Augumenting Human Intellect: A Conceptual Framework]]
[Englebart-Augmenting62.pdf](https://www.lri.fr/~mbl/ENS/FONDIHM/2018/papers/Englebart-Augmenting62.pdf)
知能の増幅という考えは[[サイバネティクス]]研究者の[[Ross Ashby]]から来ているとする。
地味に言語学についても重要視してて、[[サピア・ウォーフの仮説]]の話とかも引用されてる。

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@@ -20,6 +20,24 @@ date: 2026-03-18 20:08
デモンストレーションとは、何を示す物でしょうか。 デモンストレーションとは、何を示す物でしょうか。
1968年に、コンピューターサイエンスの研究者[[Douglas Engelbart|ダグラス・エンゲルバート]]は、今日のマウスやデスクトップ操作に通じるシステム、NLSの 1968年に、コンピューターサイエンスの研究者[[Douglas Engelbart|ダグラス・エンゲルバート]]は、今日のマウスやワードプロセッサーに通じるシステム、NLSのデモンストレーションを行いました。
このデモンストレーションは、ジャーナリストのスティーブン・レビーによって、全てのデモの母「The Mother of All Demos」と形容されました。
レビーがこの文章を書いたのは1994年です。The Mother of All,という言い回しは、1991年に始まった湾岸戦争の開戦時、イラクのサダム・フセインがこの戦争は全ての戦いの母になるだろう、「The Mother of All Battles」と繰り返したことに由来します。強気の宣言と裏腹に、わずか6週間で停戦に至った湾岸戦争におけるこの発言は、テレビを通じて繰り返し報じられ、The Mother of All Xという表現は、皮肉めいた最上級表現となったのです。
エンゲルバートの研究は、ヴァネバー・ブッシュという研究者の、「私達が思考するようにAs We May Think」という文章に影響を受けた物です。この文章は、原爆の開発を行うマンハッタン計画にも深く関わったブッシュが、戦後の軍事目的ではない科学研究の行先を示すものとして、広島と長崎に原爆が落とされる1ヶ月前に発表されました。
若き日のエンゲルバートは、従軍中にフィリピンの小屋の中でこの文章を読み感銘を受け、人類が扱う問題が複雑になればなるほど、その解決のために必要になるのは人類の知能を強化すること-Human Augumentationであると考えるようになりました。
そうした彼の考えは皮肉にも、戦争をメディアを通して冷めた目で見つめる人々のミームとも言える、The Mother of Allに回収されました。
実際のところ、彼が戦争についてどう考えていたのかは分かりません。彼はデモの中で、何ができるかを見せることに終止しました。このデモはだからこそ分かりやすく、人々の心を動かし、歴史に残ることに成功しました。
それは同時に、デモンストレーションから「何をするべきか」「なぜするべきか」を排除したということでもあります。
湾岸戦争は6週間で終結しましたが、停戦しただけで終戦には至りませんでした。その後イラク戦争が起き、今日のイラン戦争に至るまで、中東での国際戦争は続いています。
人間の知能は増強されました。今や、人工知能は標的を監視するために