[obsidian] vault backup: 2026-03-18 22:07:14[
Some checks failed
Build / build (push) Failing after 13m37s
Some checks failed
Build / build (push) Failing after 13m37s
This commit is contained in:
@@ -20,6 +20,24 @@ date: 2026-03-18 20:08
|
||||
|
||||
デモンストレーションとは、何を示す物でしょうか。
|
||||
|
||||
1968年に、コンピューターサイエンスの研究者[[Douglas Engelbart|ダグラス・エンゲルバート]]は、今日のマウスやデスクトップ操作に通じるシステム、NLSの
|
||||
1968年に、コンピューターサイエンスの研究者[[Douglas Engelbart|ダグラス・エンゲルバート]]は、今日のマウスやワードプロセッサーに通じるシステム、NLSのデモンストレーションを行いました。
|
||||
|
||||
このデモンストレーションは、ジャーナリストのスティーブン・レビーによって、全てのデモの母「The Mother of All Demos」と形容されました。
|
||||
|
||||
レビーがこの文章を書いたのは1994年です。The Mother of All,という言い回しは、1991年に始まった湾岸戦争の開戦時、イラクのサダム・フセインがこの戦争は全ての戦いの母になるだろう、「The Mother of All Battles」と繰り返したことに由来します。強気の宣言と裏腹に、わずか6週間で停戦に至った湾岸戦争におけるこの発言は、テレビを通じて繰り返し報じられ、The Mother of All Xという表現は、皮肉めいた最上級表現となったのです。
|
||||
|
||||
エンゲルバートの研究は、ヴァネバー・ブッシュという研究者の、「私達が思考するように:As We May Think」という文章に影響を受けた物です。この文章は、原爆の開発を行うマンハッタン計画にも深く関わったブッシュが、戦後の軍事目的ではない科学研究の行先を示すものとして、広島と長崎に原爆が落とされる1ヶ月前に発表されました。
|
||||
|
||||
若き日のエンゲルバートは、従軍中にフィリピンの小屋の中でこの文章を読み感銘を受け、人類が扱う問題が複雑になればなるほど、その解決のために必要になるのは人類の知能を強化すること-Human Augumentationであると考えるようになりました。
|
||||
|
||||
そうした彼の考えは皮肉にも、戦争をメディアを通して冷めた目で見つめる人々のミームとも言える、The Mother of Allに回収されました。
|
||||
|
||||
実際のところ、彼が戦争についてどう考えていたのかは分かりません。彼はデモの中で、何ができるかを見せることに終止しました。このデモはだからこそ分かりやすく、人々の心を動かし、歴史に残ることに成功しました。
|
||||
|
||||
それは同時に、デモンストレーションから「何をするべきか」「なぜするべきか」を排除したということでもあります。
|
||||
|
||||
湾岸戦争は6週間で終結しましたが、停戦しただけで終戦には至りませんでした。その後イラク戦争が起き、今日のイラン戦争に至るまで、中東での国際戦争は続いています。
|
||||
|
||||
人間の知能は増強されました。今や、人工知能は標的を監視するために
|
||||
|
||||
|
||||
|
||||
Reference in New Issue
Block a user