From 287afd85db19fd21c7af2764aaa6f9491ab81a87 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: "Tomoya(obsidian)" Date: Mon, 16 Oct 2023 17:52:18 +0900 Subject: [PATCH 1/4] [obsidian] vault backup: 2023-10-16 17:52:18[ --- content/DIY半導体-実験ノート3.md | 10 ++++++++++ content/DIY半導体.md | 2 ++ 2 files changed, 12 insertions(+) create mode 100644 content/DIY半導体-実験ノート3.md diff --git a/content/DIY半導体-実験ノート3.md b/content/DIY半導体-実験ノート3.md new file mode 100644 index 00000000..7f4091f9 --- /dev/null +++ b/content/DIY半導体-実験ノート3.md @@ -0,0 +1,10 @@ + + +PVA+DI Waterの溶液x2(A,B) +AcAc+IPA+DI Waterの溶液x2(C,D) + +130度で乾燥しながら5回スピンコート、Cは5回目に両面外れて落下して汚れたが継続 + +230度で10分preheat + +540度まで加熱 \ No newline at end of file diff --git a/content/DIY半導体.md b/content/DIY半導体.md index eed7a3b5..05151ed7 100644 --- a/content/DIY半導体.md +++ b/content/DIY半導体.md @@ -18,6 +18,8 @@ tags: [[DIY半導体-実験ノート2]] +[[DIY半導体-実験ノート3]] + [[複製するメディアではなく、"刷られた装置"としてのコンピューター - 芸術とデザインの視点からのDIY半導体]] [[実験ベースの科学のフラジャイルさ]] From 74792a90d234a0535e6ea468240d39404c03e5ba Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: "Tomoya(obsidian)" Date: Tue, 17 Oct 2023 15:57:03 +0900 Subject: [PATCH 2/4] merge --- content/Wicked Problem.md | 1 + content/エツィオ・マンズィーニ.md | 1 + ...ソーシャルイノベーションのはじめかた - 一般社団法人 公共とデザイン.md | 44 +++++++++++++++++++ content/ジョン・デューイ.md | 1 + .../新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md | 6 +++ content/自己反映性.md | 7 +++ ...てのコンピューター - 芸術とデザインの視点からのDIY半導体.md" | 6 +-- content/読書メモ.md | 2 + 8 files changed, 65 insertions(+), 3 deletions(-) create mode 100644 content/Wicked Problem.md create mode 100644 content/エツィオ・マンズィーニ.md create mode 100644 content/クリエイティブデモクラシー「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた - 一般社団法人 公共とデザイン.md create mode 100644 content/ジョン・デューイ.md create mode 100644 content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md create mode 100644 content/自己反映性.md diff --git a/content/Wicked Problem.md b/content/Wicked Problem.md new file mode 100644 index 00000000..67600595 --- /dev/null +++ b/content/Wicked Problem.md @@ -0,0 +1 @@ +#word #notion \ No newline at end of file diff --git a/content/エツィオ・マンズィーニ.md b/content/エツィオ・マンズィーニ.md new file mode 100644 index 00000000..bcfd8cf8 --- /dev/null +++ b/content/エツィオ・マンズィーニ.md @@ -0,0 +1 @@ +#person \ No newline at end of file diff --git a/content/クリエイティブデモクラシー「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた - 一般社団法人 公共とデザイン.md b/content/クリエイティブデモクラシー「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた - 一般社団法人 公共とデザイン.md new file mode 100644 index 00000000..2cdb004a --- /dev/null +++ b/content/クリエイティブデモクラシー「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた - 一般社団法人 公共とデザイン.md @@ -0,0 +1,44 @@ +#book + +2023年 BNN新社 + +https://bnn.co.jp/products/9784802512541 + +一般社団法人 [[公共とデザイン]] 著 + +(一部はAMCでの講義「メディア特論 アート+」でのトークのテーマを練るためのメモです) + +話のネタとしては、芸術との関わり(デューイと鶴見俊輔とか)と、テクノロジーの関わり(人工知能と労働問題、政治意思決定問題)あたりが良さそう。あとは年間テーマの過去を振り返ることと未来を想像することとの接点 + +1章 クリエイティブデモクラシー + +- 美術大学で教わる社会との関わりって結局「作品を作る」「選挙に行く」「デモに行く」以上のことがわかんなくなりがち +- [[Critical Fabulation - Daniela Rosner]]ではIndividualism(個人主義)が既存のデザインのDominantな価値観として挙げられていて、ここの起源はデューイの「[[新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ|新しい個人主義]]」にあるとしている。この辺と民主主義における連帯の捉え方はデューイ的にどうなんでしょうね +- 労働を複製するメディアとしてのコンピューター(バベッジ→マルクス)と、我々の生活が社会を形作るという話は最終的に直結する話のはず +- 『プラグマティズムは、「正しさ」とはそもそも何なのかを問い直す思想とも言えます』 + - 真理を証明することは不可能だが、やったことが期待通りの結果ならそれは真理になる + - これは、のちの「[[Science of the Artificial- Herbert Simon]]」のフィードバックにより社会を正しく導くサイバネティクスっぽい価値観に取り込まれかねないよねえ + - 間違いの許容をしなければ、という +- 「ライフプロジェクト」という活動単位への名付けが面白い。これは非祝祭を指向する現代アートの活動とかなり重なる部分があるのではないか + +2章 ソーシャルイノベーション + +- やっぱり[[Wicked Problem]]だよねえ + - これと[[自己反映性]]の話はしたいところ +- 個人のリーダーシップからマルチステークホルダー +- トランジションデザインとの関わり(時間のスケールの長さ) +- ロンドンのリンマス・ロードでの自家発電 +- ソーシャルイノベーションの5つのスケールの話。これはあまり考えたことなかったな + +3章 イネーブリング・インフラストラクチャ  + +- これもいい命名 +- 庭の手入れ、そして土を作ること +- キッチンというインフラ + +[[エツィオ・マンズィーニ]]へのインタビュー + +「オルタナティブがオルタナティブであり続けることの問題意識」 + + +芸術側からの視点で言うと、汚さや暴力性がこういうアプローチの中にどう関われるのか、ということを思ったりした \ No newline at end of file diff --git a/content/ジョン・デューイ.md b/content/ジョン・デューイ.md new file mode 100644 index 00000000..5f1d042b --- /dev/null +++ b/content/ジョン・デューイ.md @@ -0,0 +1 @@ +#person \ No newline at end of file diff --git a/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md b/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md new file mode 100644 index 00000000..5163cfb2 --- /dev/null +++ b/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md @@ -0,0 +1,6 @@ +#book + +1930年 原題は「Individualism Old and New」 + +アメリカ古典文庫13 [[ジョン・デューイ]](研究社)、1975年 に収録、[[明石紀雄]]訳 + diff --git a/content/自己反映性.md b/content/自己反映性.md new file mode 100644 index 00000000..2f150e83 --- /dev/null +++ b/content/自己反映性.md @@ -0,0 +1,7 @@ +#word #notion + +Reflexivity + +対象を観察する時に観察の影響で対象や、観測者に変化が起きてしまう、というイメージ + +反射性、再帰性とか訳されることも \ No newline at end of file diff --git "a/content/複製するメディアではなく、\"刷られた装置\"としてのコンピューター - 芸術とデザインの視点からのDIY半導体.md" "b/content/複製するメディアではなく、\"刷られた装置\"としてのコンピューター - 芸術とデザインの視点からのDIY半導体.md" index 4c68627a..500b397a 100644 --- "a/content/複製するメディアではなく、\"刷られた装置\"としてのコンピューター - 芸術とデザインの視点からのDIY半導体.md" +++ "b/content/複製するメディアではなく、\"刷られた装置\"としてのコンピューター - 芸術とデザインの視点からのDIY半導体.md" @@ -5,9 +5,9 @@ tags: - memo --- -抵抗やコンデンサ、コイルのような素子自体をDIYデザインやクラフトの対象にする試みは[[Hannah Perner-Wilson]]らの”[[Kit of No Parts]]”を代表として様々な例があるが、半導体素子に関してはまだまだ例が少ない。ダイオードに関しては、1920~30年代から試されていた点接触式の簡易的なデバイスが作れるため、アーティストの[[Ioana Vreme Moser]]による「Sizzling Semiconductor」ワークショップや、そこで参照されている[[Nyle Steiner]] のようなアマチュアによる先例が多くある。 +抵抗やコンデンサ、コイルのような素子自体をDIYデザインやクラフトの対象にする試みは[[Hannah Perner-Wilson]]らの”[[Kit of No Parts]]”を代表として様々な例があるが、半導体素子に関してはまだまだ例が少ない。 -一方トランジスタに関しては、同様に点接触式の簡易的なものを[[Ryan Jordan]]が、またSteinerによるCdS(光可変抵抗)を改造して作るものなど、先行例はいくつかあるがかなり限られる。 +ダイオードに関しては、1920~30年代から試されていた点接触式の簡易的なデバイスが作れるため、アーティストの[[Ioana Vreme Moser]]による「Sizzling Semiconductor」ワークショップや、そこで参照されている[[Nyle Steiner]] のようなアマチュアによる先例も多くある。一方トランジスタに関しては、同様に点接触式の簡易的なものを[[Ryan Jordan]]が、またSteinerによるCdS(光可変抵抗)を改造して作るものなど、先行例はいくつかあるがかなり限られる。 半導体製造のオープン化はここ10年で、Googleなども参加するOpen Source Silicon Initiativeや、や日本におけるMake: LSIの活動のように、複数の個人が1枚のシリコンウェハに相乗りする形で集積回路(ASIC)のデータを入稿する、ソフトウェア側のインフラの整備が進んできた。 @@ -27,7 +27,7 @@ Zeloofのような先行例では炉や真空装置をebayで手に入れたり 特に、Printed Electronicsと呼ばれる分野ではトランジスタを含めた素子を、薬品の塗布や加熱の繰り返しのような簡易的なプロセスで作ることを目指している。 -中でも酸化亜鉛(ZnO)をベースにした薄膜トランジスタ(Thin-Film-Transistor:TFT)は材料の入手性や人体、環境への安全性の面でDIYでの製造に適している。工業的にはZnOが透明であるため、液晶ディスプレイなどに応用されている(真空プロセスが主流だが)。 +中でも酸化亜鉛(ZnO)をベースにした薄膜トランジスタ(Thin-Film-Transistor:TFT)は材料の入手性や人体、環境への安全性の面でDIYでの製造に適している。工業的には(真空プロセスが主流だが)ZnOが透明であるため、液晶ディスプレイなどに応用されている。 アマチュアで酸化亜鉛ベースのトランジスタを製造している例は、ユーザー名madscifiによるブログ"And a Quarter gets You Coffee"での[[Homemade Thin-Film Transistor Experiments]]が唯一である。 diff --git a/content/読書メモ.md b/content/読書メモ.md index d1e275fd..4d101999 100644 --- a/content/読書メモ.md +++ b/content/読書メモ.md @@ -20,3 +20,5 @@ title: 読書メモ [[トランスジェンダー入門 - 周司あきら、高井ゆと里]] +[[クリエイティブデモクラシー「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた - 一般社団法人 公共とデザイン]] + From b7e3f137f68e9504813c027b227957ff6cdfc63e Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: "Tomoya(obsidian)" Date: Tue, 17 Oct 2023 16:15:03 +0900 Subject: [PATCH 3/4] [obsidian] vault backup: 2023-10-17 16:15:03[ --- content/DIY半導体-実験ノート3.md | 23 +++++++++++++++++++++-- 1 file changed, 21 insertions(+), 2 deletions(-) diff --git a/content/DIY半導体-実験ノート3.md b/content/DIY半導体-実験ノート3.md index 7f4091f9..aa92a79b 100644 --- a/content/DIY半導体-実験ノート3.md +++ b/content/DIY半導体-実験ノート3.md @@ -1,5 +1,6 @@ +#semiconductor #research - +2023/10/16 PVA+DI Waterの溶液x2(A,B) AcAc+IPA+DI Waterの溶液x2(C,D) @@ -7,4 +8,22 @@ AcAc+IPA+DI Waterの溶液x2(C,D) 230度で10分preheat -540度まで加熱 \ No newline at end of file +540度まで加熱 + +Aのうち、端っこの白く厚くなっている層を挟むように電極をつけたら、光電効果が確認された + +2023/10/17 + +前日の試料にPVA、DIWater5:5のドロップキャストで誘電体を作る + +ついでに、 + +PVA+DI Waterの溶液で改めてドロップキャストと、改めて厚めのスピンコートを試す + +200度で中間乾燥 + +250→300と中間加熱(それぞれ5分程度) + +540度まで上昇 10分程度でヒーターストップ + +やっぱ350度くらいから加熱された黄色のZnOが見えてくるんだよな \ No newline at end of file From 2b0ac4e9b72f78c0d292062b22d4819f7e7e6a8a Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: "Tomoya(obsidian)" Date: Wed, 18 Oct 2023 00:10:32 +0900 Subject: [PATCH 4/4] [obsidian] vault backup: 2023-10-18 00:10:32[ --- content/DIY半導体-実験ノート3.md | 20 ++++++++++++++++++- .../新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md | 1 + content/酸化亜鉛系トランジスタ.md | 6 ++++++ 3 files changed, 26 insertions(+), 1 deletion(-) diff --git a/content/DIY半導体-実験ノート3.md b/content/DIY半導体-実験ノート3.md index aa92a79b..e65e227c 100644 --- a/content/DIY半導体-実験ノート3.md +++ b/content/DIY半導体-実験ノート3.md @@ -15,6 +15,16 @@ Aのうち、端っこの白く厚くなっている層を挟むように電極 2023/10/17 前日の試料にPVA、DIWater5:5のドロップキャストで誘電体を作る +上から導電テープを貼ろうとしたところ、ソッコーで剥がれて絶縁破壊されてしまった。 +ゲート電極は塗料かペーストの方が良かったか?やっぱり + +試しに純水液滴をゲートにもしてみたけど、これは漏れ電流が大きすぎてダメっぽい。 + +DI Waterでも、導電粘着剤のカーボンが水に溶け出してるっぽかった。 + +この意味でもやっぱ電極はペーストにすべきだったか + +--- ついでに、 @@ -26,4 +36,12 @@ PVA+DI Waterの溶液で改めてドロップキャストと、改めて厚め 540度まで上昇 10分程度でヒーターストップ -やっぱ350度くらいから加熱された黄色のZnOが見えてくるんだよな \ No newline at end of file +やっぱ350度くらいから加熱された黄色のZnOが見えてくるんだよな + +UVに当ててみたところ、ドロップキャストは軒並みほとんど反応を見せた。(ソースドレイン間隔が広いものだとダメっぽかった) + +中央部分は反応なし、不均一だった白い部分は反応する +膜自体は結構硬めにできてる(ドライバーなどで傷をつけてもほとんど変化なく) + + +次の策は電極をペーストで低温硬化させるのをまず試すか \ No newline at end of file diff --git a/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md b/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md index 5163cfb2..5967bdf2 100644 --- a/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md +++ b/content/新しい個人主義の創造-ジョン・デューイ.md @@ -4,3 +4,4 @@ アメリカ古典文庫13 [[ジョン・デューイ]](研究社)、1975年 に収録、[[明石紀雄]]訳 +> 最大の障害は、くりかえし述べるが、個人的利益のために科学やテクノロジーを利用しようとするところまで堕ちた古い個人主義が、いつまでも存続していることである。 \ No newline at end of file diff --git a/content/酸化亜鉛系トランジスタ.md b/content/酸化亜鉛系トランジスタ.md index 2df581f8..270bdfeb 100644 --- a/content/酸化亜鉛系トランジスタ.md +++ b/content/酸化亜鉛系トランジスタ.md @@ -45,10 +45,16 @@ https://link.springer.com/article/10.1007/s00339-023-06565-6 なぜ蜂蜜を誘電体に使おうと思ったのか、、、 +Sweet Electronics: Honey-Gated Complementary Organic Transistors and Circuits Operating in Air +https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/adma.202103183 + +https://phys.org/news/2017-09-honey-cost-effective-non-toxic-substitute-graphene.html ##### Effect of the gate electrodes/water interface on the performance of ZnO-based water gate field-effect transistors https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1369800122005741 + + ##### High-mobility low-temperature ZnO transistors with low-voltage operation(2010) https://doi.org/10.1063/1.3428357