[obsidian] vault backup: 2024-01-05 17:15:38[

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松浦 知也 Matsuura Tomoya 2024-01-05 17:15:38 +09:00
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commit 16111b4f13
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@ -0,0 +1,3 @@
#book
[[ジョナサン・クレーリー]]

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@ -0,0 +1,3 @@
#book
[[Paul Theberge]]

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@ -2,7 +2,9 @@
https://chci.pages.dev/aist-seminar
2023/11/23(木)
2023/11/23(木) AIST Creative HCI Seminarでの発表原稿スライドと一緒に読んでください
## スライド
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@ -18,7 +20,7 @@ https://chci.pages.dev/aist-seminar
その上で、現在私が開発している関数型プログラミングとDAWを統合したソフトウェア[[otopoiesis]]について簡単に紹介します。
## 自己紹介(ここまで1分)
## 自己紹介
私は現在東京芸術大学の芸術情報センターという、大学のネットワークインフラを管理したり、学生向けのFablab的な設備を提供している場所で働いています。
@ -101,7 +103,7 @@ Maxのようなビジュアルプログラミング環境はポピュラーで
実のところUnit Generatorコンセプトを考案した当の本人である[[Max Mathews]]は、1970年代以降もコンピューター上で新しい音楽の抽象化方法の模索を続け、Unit Generatorコンセプトにこだわることはありませんでした。
その思想がよく現れているのがMathewsとMooreにより制作されたGROOVEシステムです。
その思想がよく現れているのがMathewsとMooreにより制作された[[GROOVE]]システムです。
このシステムで扱えるのは200Hz程度までの遅い周波数の信号ではあるものの、リアルタイムでのデータ記録や変換が行えることから、今日のMaxのようなリアルタイムに挙動を変えられるプログラミング環境の原点の一つに数えられます。
@ -163,6 +165,19 @@ UIは関数の内側に入るたびに、変数のスコープに応じて自動
例えばMIDIのようなートデータが素材としてあった場合、その前後を逆転し、シンセサイザーを関数として適用しオーディオデータに変換、さらに書き出されたオーディオを前後逆転することで、狙ったフレーズの逆回転という処理を関数として再利用可能にできるでしょう。
## まとめ
さて、今日は音楽のためのDSLについてお話ししました。
DSLは、そのドメインのデータをどのようにモデル化し、抽象化するかが鍵になります。
しかし、芸術や音楽のためのプログラミング・システムにおいてそのモデルは、やがて表現の多様性や正規化という負のフィードバックを引き起こす可能性があります。
言い換えれば、この分野での課題は、直感的で初心者に優しい特徴を失うことなく、ユーザーがツールの中核機能、すなわちツールのメタプログラミング機能を変更する能力を維持することです。
そのような試みの一例として、DAWプロジェクト・ファイルを関数の合成とみなすソフトウェアのプロトタイプであるotpoiesisを紹介しました。
## 執筆時のメモ・・・
- プログラマブルなDAWはいくつかある例えば[[Reaper]]、[[Ardour]]など)。しかし新しいデータ型を作れるわけではない・・・つまりオートメーションである。

1
content/Dynabook.md Normal file
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@ -0,0 +1 @@
#computer

1
content/Lev Manovich.md Normal file
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@ -0,0 +1 @@
#person

1
content/Max Mathews.md Normal file
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@ -0,0 +1 @@
#person

1
content/Paul Theberge.md Normal file
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@ -0,0 +1 @@
#person

3
content/PureData.md Normal file
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@ -0,0 +1,3 @@
#sound #programming-language
[[Miller Puckette]]が公開しているオープンソースのサウンドプログラミング環境。

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@ -27,6 +27,7 @@ https://quartz.jzhao.xyz/migrating-from-Quartz-3
- →パーセントエンコーディングをデコードするようにしたら治った。
- [プルリク立てた](https://github.com/jackyzha0/quartz/pull/366)
- これはv4でも治ってなかったので別途手元で修正している最中
- →マージされた。
- フロントマッターにtitle要素を指定する必要はない。よってフロントマッター基本不要になった
- ~~手元でサーバー立ててプレビューするのがちょっと辛いhugo-obsidianコマンドが手元で使える必要があるので、Goをインストールか[[Docker]]イメージを利用する感じになる)~~
-v4で解決
@ -35,9 +36,10 @@ https://quartz.jzhao.xyz/migrating-from-Quartz-3
- SPAでの読み込みが若干怪しく、youtubeの埋め込みがある記事は一回リロードしないときちんと読まれない時がある
- グラフのオプション指定がなぜかデフォルトパラメーターで上書きされるバグがあったので修正している。
- https://github.com/jackyzha0/quartz/pull/384
- [PR立てた](https://github.com/jackyzha0/quartz/pull/384)
- マージされた。
- GitHub Pagesのデプロイ用アクションはリポジトリから消えてたので別途作成。
- [PR立てた](https://github.com/tomoyanonymous/quartz-research-note/commit/5f58eaba035038faafcdbbf3c51de410c021c579)
- [アクション作った](https://github.com/tomoyanonymous/quartz-research-note/commit/5f58eaba035038faafcdbbf3c51de410c021c579)
- ビルドも早いし快調。
- 作成されてないWikilinkのリンクが有効なリンクとして表示されてる。グラフには反映されてないところ見るとレンダリング側でのミスなのかな
- サイト外に飛ぶリンクにはObsidianみたく矢印マークつけてほしい。

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@ -0,0 +1,5 @@
#book
[[Lev Manovich]]
未邦訳。

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@ -22,9 +22,20 @@
- obsidian-gitの定時backupを基本的に利用
- 定時の間隔は一応1時間に1回。作業場所変える時はコマンドパレットから手動でbackupコマンド実行してpushするようにしてる
- とにかく、Gitの本来の使用法からは外れるとはいえ、Gitをリモート同期ツールとしてのみ捉えて、**意味のある単位でコミットを打つことを諦める**のが重要っぽい
- 人に読まれることを目標にはしないが、人に読まれるかもしれないという状況を作っておくこと自体が一定レベルでメモをわかりやすくすることに貢献してくれる
### 意識的にやらないようにしていること
Webサイトとの運用方針の違い。
- *意味のある単位でコミットを打たない*
- Gitとしての思想は捨て、自動同期ツールとして割り切る
- *URLのユニーク性、永続性を担保しない*
- タイトルファイル名を書き換えるとURLも全部変わるけど諦める
- 記事のアップデート差分を保持しない
- 履歴が見たければGitのログを見ろ
- ただ、理想的にはScrapboxみたくどの部分をどのくらい最近アップデートしたかがわかるくらいはあってもいいかも
## 運用方法
### 記事の粒度

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@ -0,0 +1 @@
#person

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@ -0,0 +1,10 @@
#notion
[[アラン・ケイ]]や[[アデル・ゴールドバーグ]]が[[Dynabook]]の研究を通じて提案したメディア装置としてのコンピューターの姿。
「ユーザーが自分のニーズに合わせて表現の道具自体を作り替えられる」というのが基本的な理解。
[[Marshall Mcluhan|マクルーハン]]の道具が人を形づくり、人が道具を作る的なメディア論の思想に直接的な影響を受けている
[[Lev Manovich]]のニューメディア論の中でも(特に[[Software Takes Command - Lev Manovich|Software Takes Command]]では)根幹をなす部分として取り上げられる。

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@ -0,0 +1,17 @@
#notion
1990年台に[[Mark Weiser]]の提唱したコンピューティングのあり方。
コンピューターと利用者の数が、
1. 1つのコンピューターを複数人でシェアして使う[[タイムシェアリング]]
2. 1人に1つコンピューター(パーソナル・コンピューター)
3. 1人が1つ以上のコンピューターに囲まれる
というように変化していくことを見越して、[[Dynabook]]のようなナレッジ・ナビゲーター(共同作業するエージェント)ではなく、複数の小さな機能を持ったコンピューター(=環境)に囲まれて、ユーザーはそれを意識することなく生活する社会を提唱した。
英語圏ではUbicompとか言われることも。
[[Ambient Computing]]や[[Calm Technology]]といった思想の源流でもある。
ギブソンの[[アフォーダンス]]論にも多少なり影響を受けている(直接引用はしてないがアフォーダンスという言葉自体は頻繁に使われている)

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@ -1,3 +1,5 @@
#memo
### 実験ベースの科学のフラジャイルさ
例えば[[スピンコーター]]を最初に立ち上げた時、3000rpm/30sが標準の設定になっているが、実際どのくらいのスピードで何秒回すとちょうどいいのか全く検討がつかない。そこで参考にしている論文をいくつか漁ってみると、なぜかみんな大体3000rpm/30sでコートしていたりする。

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@ -10,3 +10,16 @@ DAW、ストリーミングサービス、イマーシブオーディオ、人
自分で自分の道具の機能を更新できる「メタメディア」としてのパーソナルコンピューティングの歴史を振り返りながら、計算機を主体的に扱えるようになるための糸口を考察する。
## キーワード
[[メタメディア]]
[[ユビキタス・コンピューティング]]
## 参考文献・リーディングリスト
[[Any Sound You Can Imagine - Paul Theberge]]
[[24-7 眠らない社会 - ジョナサン・クレーリー]]

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@ -21,4 +21,4 @@
[[Bytebeat]]
[[AIST Creative HCI Seminar原稿]]
[[Domain-Specificity, Normativity and Generality in the CSTs for Arts - through the development of programmable music software"otopoiesis"]]