2023-09-25 09:22:51 +00:00
#research #semiconductor
2023-09-25 11:52:38 +00:00
[[酢酸亜鉛#Temperature-dependent photoluminescence of nanocrystalline ZnO thin films grown on Si (100) substrates by the sol– gel process. Applied Physics Letters, 86(13), 131910.|Zhang et al(2005)]]を参考に、
2023-09-25 09:22:51 +00:00
- Zn Acetate Dehydrate 0.3mol/L PVA 3g/L の水溶液を作る
- sol-gel methodで120°Cでの乾燥を6回
2023-09-25 11:52:38 +00:00
[[酢酸亜鉛]]二水和物はワコーのもの99.9% 219.50 g/mol
2023-09-25 09:22:51 +00:00
0.3mol = 219.50x0.3 = 65.85g
- PVAは北国ノ ール10%(100g/L)溶液を利用する 目標は質量パーセントにして0.3%
- 密度は 1.19-1.31 g/cm3
- 100g/1000mL
- 10mLに1g含まれている
- 3mlで3g含まれている
- つまり3mLを1Lになるまで希釈すれば良い
粘度は重合率にもよりけりか
全体として1/50ぐらいずつにスケールしてみる
65.85/50 = 1.317g / 20ml
3g/1L = 0.06g/20ml
北国ノールの必要量は 0.06g * 10 = 0.6g
0.6gの北国ノ ールと、1.317gのZnAcDhを20mlになるまでDI Waterもしくは2-Propanolで薄める
2023-09-25 11:52:38 +00:00
→PVAは有機溶媒に不溶なので2プロパノ ールで薄めるのは無理だった
2023-09-25 09:22:51 +00:00
2023-09-25 11:52:38 +00:00
北国ノ ールは200mlあたり6gまでとりあえず薄める
2023-10-02 07:31:14 +00:00
2023/09/25 18:47 一旦20ml溶液を混ぜ、溶け残りがあるので朝まで放置する。
2023/10/02 14:30
ようやく時間ができたので再開。
酢酸亜鉛の溶液は完全に溶け切っていた。
プレパラートを3枚用意。
長辺の向きに10mm幅で中央に塗布できるようカプトンテープでマスキングし、導電塗料を筆で塗った。
ここにチャネルとして剃刀( 0.1mm) で抵抗値がテスターの測定限界になるまで切れ込みを入れる( 実際には0.1mmよりかなり太くなっていることが予想される。)
中央部分を除きマスキングテープでマスクをしてから、スピンコーターで3000rpm30秒で塗布、
130℃のホットプレートで5分間の中間乾燥工程を計6回行った。
1回目: 回転が安定しなかった
2回目: 乾燥途中で外出しなくてはならず、3分おいた後ヒーターの電源を切り外出。
3回目: 帰ってきてから。
4回目: ( ここまでで乾燥完了:15:50)
5回目:
6回目塗布後
マスキングを剥がす。スピンコート開始前に液滴が垂れていた直下は色が変わっているが、どうもそれ以外の領域に塗布できていないような気がする、、、ただ、導電塗料の上は明らかに色が変わっている。
300℃目標
16:21 プレート53度で加熱開始
16:23 100℃突破
16:24 230度突破。熱分解が始まったのかニオイが、、と思ったらラベルがわりに貼ってたマステが焦げ始めてた( 当たり前)
16:25 300℃到達、30分計測開始
16:26 オーバーシュートで325度まで上がってる
2023-10-02 08:31:19 +00:00
16:55 ヒーターのスイッチオフ、自然に温度下がるの待ち
17:04 150度になったのでヒーターから下ろし2バッチ目開始
400℃目標
17:05加熱開始 150℃スタート
17:09 400℃到達
2023-10-02 10:07:50 +00:00
17:11 オーバーシュートで423度まで上昇
2023-10-02 07:31:14 +00:00
2023-10-02 10:07:50 +00:00
500℃目標
17:50 加熱開始 150度スタート
17:55 500°C 到達
17:56 505℃までオーバーシュート