diff --git a/content/Fred Waldhauer.md b/content/Fred Waldhauer.md new file mode 100644 index 00000000..2f359f48 --- /dev/null +++ b/content/Fred Waldhauer.md @@ -0,0 +1,13 @@ +--- +date: 2025-10-14 11:38 +--- +#person + +[[ベル研究所]]のエンジニア。補聴器関係のテクノロジーに精通していた。専門はフィードバック制御っぽい。 + +[Feedback - HP Calculator Literature](https://literature.hpcalc.org/items/1543) + + +[[E.A.T]]の9 eveningsとかでも関わっている。 + +[Fred Waldhauer - Wikipedia](https://en.wikipedia.org/wiki/Fred_Waldhauer) diff --git a/content/Pavilion-Experiments in Arts and technology.md b/content/Pavilion-Experiments in Arts and technology.md index 714b8773..db1792a6 100644 --- a/content/Pavilion-Experiments in Arts and technology.md +++ b/content/Pavilion-Experiments in Arts and technology.md @@ -39,10 +39,37 @@ Thomasは六ヶ月ぐらい放置されている間、ディズニーとかに パビリオンのデザインはともかく、中のLight ShowとしてThomasはUSCOとElectric CircusとE.A.Tの3つを、協働させるかコンペ形式にするか考えていたが、クルーヴァーはどちらもE.A.Tのやり方にはそぐわないので拒んだ(ただ、ThomasはUSCOとECには一応プロポーザルを出させるための予算を出してもいた) -[[Robert Rauschenberg]] +Breerはまず次の3人にそれぞれのセクションを任せることにした。 -[[Forest Myers]] +[[Forrest Myers]](Frosty) でかいライトスカルプチャーを作っていたので。 [[Robert Whitman]]: 人を人として扱う。Crowd Controlをするのはディズニーのやり方。人には人のやりたいようにやらせれば良い。映画はどこに座ってどこを見ていつ退席するかが決まっている。自由に見れるシアターとしてのパビリオン。 -[[David Tudor]] +[[David Tudor]] Bandneon!やRainforestなど。空間そのものを楽器として扱うことに長けていたので + +問題は、個別にそれぞれの作品を作らせるわけではなく、それぞれのセクション同士の協働が必要になってくること。 + +まず1968年10月にE.A.TヘッドクォーターのEast 16th Streetロフトで話し合う(Tudorはコンサートで不在) + +ベル研の[[Fred Waldhauer]]や[[John Pan]]といったエンジニアも参加。 +Frostyは「名前忘れたけどイカれたアイデアを出してきたエンジニアがいておもろかった」みたいな話をしていて、それはJohn Panのこと。 + +全員でパビリオン全体のアイデアを練る。 + +チュードアは比較的オープンエンドだった "Not to say 'no,' but. to keep it open(p17)" +ロックコンサートの当初案も含め結構真面目に考えていた。もし自分がロックパフォーマーだとしてこのドームを使って空間との関係性を捉え直す、、とかだったら? +まあ確かに、フィードバック自体はロックで遊ばれてるおもちゃでもあるし実際あの場でやれたら面白そうだけどね + + +数週間ディスカッションは難航し、新たに建築家の[[John Pearce]]が加わった。[[丹下健三]]の全体の建築のコンセプトなどをシェアした + +11月のMTGには[[Robert Rauschenberg]]も参加し、単にビジュアルだけでなく全感覚を使うものにするべきだと提言 + +「不可視の環境(invisible environment)」 + +その場でクルーヴァーは、「あと2週間でアイデア固まんなかったらパビリオンの話は無しで」と言い、BreerやFrostyたちの話し合いが加速した + +Pearceはなるべくアーティストのアイデア出しの障壁を減らす様にした。例えば鏡を作るのってどうやるんだろう、みたいな不安に対して、「できるよ!」といってから実際の解決方法探しに(よくフィージビリティ確保できたなこれ) + +- どうも、読んでるとJohn Pearceが今日でいうテクニカル・ディレクター的な職能を発揮しているように思える(スケジュールの管理とかも含めて) +